端正な佇まいの真鍮蓋物。容器というよりもオブジェのような佇まい。

柳宗悦と朝鮮工芸の本にも紹介されているこの真鍮蓋物はへら絞りという技法で作られていて平面状あるいは円筒状の金属板を回転させながらへらと呼ばれる棒を押し当てて少しずつ変形させながら形作っていきます。へらに伝わる感触で素材の変形状態を確認し、へらに加える力を加減しながら加工する必要があることから熟練した技術が必要となります。同じように見えてひとつずつ違ってきます。

真鍮は経年変化で色合いも変化するので経年変化も楽しめます。約20年前に作られデッドストックとして残っていた商品になるので、錆や変色などがあります。深さもあるので中に灰や砂などを入れてお香立てにしたり、ポプリなどをいれて香りを楽しんだりもできます。

【アイテム詳細】

サイズ：Φ14cm×H10cm

素　材：真鍮

原産国：韓国

【使用上のご注意】

• 写真について、できる限り実物の色味に近づけるように心がけておりますが、お使いのモニター設定などで実際の商品と色が異なって見える場合がございます。
• 古いものなので画像に写りきらない微細な傷などがある事がありますが、古いものならではの味わいとしてご理解いただければ幸いです。
• 真鍮なので酸化をして徐々に色合いが変化していきます。
• 水に濡れた場合はなるべく早くふき取ってください。錆や緑青の原因になります。